MOEDAN

※垂れ流してる萌えは妄想によるフィクションです。

スタバは私が好きなだけです

学パロ

ちいさな恋の話 の続き

初デート

ほのかに香るHOMOの香り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「デート行こうぜ」

 

僕は突然の言葉に、飲んでいたカフェオレを吹いてしまった。

 

「ゲホッ…あ、いや、すみません…突然すぎて」

 

図書館での告白に僕はもちろんYESと答えた。

まさか、あの憧れの、可愛いかわいい先輩が僕のことを好きだったなんて!

あの日の帰り道はずっと手を握っていたかったのに、先輩から拒否された。

 

「お前カフェオレよく飲んでるし、スタバでも行くか?」

「え!良いんですか!行きます!」

 

先輩からのお誘いを断るはずがなかった。

夢にまで見た初デートが、先輩からお願いされるとは…僕は舞い上がって今にも踊りたい、そんな気持ちでいっぱいになっていた。

 

学校からスターバックスは少し離れていて、もちろん手を繋ぎたかったのだがその誘いは見事に玉砕し、とぼとぼ向かって辿り着いた。

先輩が徐に財布からカードを取り、

 

「スター欲しいから奢ってやるよ」

「え!本当ですか!」

「今回だけな!」

 

ちょっと照れながら、先輩は僕にカードを渡した。

受け取るなり心の中で僕は、先輩の私物に触れている感激と、初めて今日ちゃんと話が出来るので天にも昇る気分だった。

 

「席取っておくから、頼んでおいて」

「あ、わかりました…先輩、何飲むんですか?」

 

僕は、この質問をしたことにすぐ後悔する。

 

「俺、いつものエスプレッソアフォガートのブラウンシュガー抜きアーモンドトフィーエクストラシロップでショット追加、そのあと上からシナモンかけて持って来てよ」

「……は、え?何ですか?」

「じゃあ、よろしく~!間違えたら俺、帰るから」

 

ひらひら手を振って、テーブル席へと向かってしまう先輩。

ちょっと何語を喋っていたのか…僕には理解が出来なかった。

そして、確実に試されているんだと悟った。

エスプレッソ…までは分かったが、あとの言葉は一体何なんだ!?

記憶をすぐに掘り返し、魔法の呪文を思い出そうとしたが、未知の言葉過ぎて何も覚えていなかった。

 

「こんにちは!店内でお過ごしですか?」

「あぁ、はい…」

「ご注文をお伺いします」

「えっと、この、マンゴーパッションティーフラペチーノと…」

「サイズはトールサイズでよろしいですか?」

「あ、はい…それと、エスプレッソ…」

「エスプレッソをトールサイズでよろしいですか?」

「あ、違います!フラペチーノの方で…」

「エスプレッソアフォガートフラペチーノですね!トールサイズで大丈夫ですか?」

「そうです…あの、」

 

めちゃくちゃこの場から去りたい。

店員さんの笑顔がとても冷ややかに見えてしまい、僕の心臓は今にも破裂してしまいそうだった。

間違えて注文してしまえば、先輩は帰ってしまう。

恐る恐る後ろを振り返り、先輩を探した。

先輩はすぐに見つけられた。

何故なら、こちらをニヤニヤしながら観察して今にも笑い出しそうだったからだ。

間違いなく、何も知らない僕を試したのだろう。

帰ってしまうのは冗談であって欲しい。

心の底からそう願った。

 

「お客様、エスプレッソアフォガートフラペチーノのトールサイズおひとつでよろしいですか?」

 

 

あぁ神様、たすけて!

 

 

 

 

 

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-突然の試練- 

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「ちゃんと頼めた?」

「今日は多めに見てくれませんか…必ず、覚えます…」

 

 

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初デート楽しんで欲しい^p^

ちなみにエクストラシロップじゃなくて、ライトシロップのカスタムが私はお気に入りです!



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